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歌い手

Check!4つのポイント!
  • 歌い手とは動画共有サイトやSNSで歌唱活動を行う人。
    個人やグループでデビューする人もいる。
  • 歌い手の仕事内容歌唱動画の投稿のほか、歌手やクリエーターとして、マルチに活躍する。
  • 歌い手になるには歌唱動画を投稿する。専門学校などで歌唱技術や音楽理論を身につけると活動の役に立つ。
  • 必要な資格・試験情報は?必要な資格はなく、自分の歌声が多くの人に届くように歌唱動画の投稿やSNS等、発信活動を続けることが大切である。

歌い手とは

主に動画共有サイトやSNSで歌唱活動を行う

歌い手とは、ニコニコ動画やYouTubeなどインターネットの動画共有サイトやSNSに自分の歌唱を投稿する人のことです。「歌ってみた」というジャンルやタグ付けで、ボーカロイド曲、アニメソング、J-POP、洋楽などの既存曲のカバーやオリジナル曲を歌う動画をアップロードしたり、ライブ配信を行ったりします。趣味として楽しむ人から、個人やグループでデビューする人まで、様々な歌い手が活動しています。 「歌手」「シンガーソングライター」「アーティスト」などとの明確な垣根はなく、「歌い手」の呼称は本人の考えやブランディングに依存します。自らの素顔を公開する「顔出し」を行うかどうかも、歌い手によってさまざまです。インターネットやSNSを主要な活動場所としていることは、歌い手の一つの特徴と言えます。

歌い手の仕事内容

歌・動画・インターネットなど、個性や技術を活かして活躍の場を広げる

動画共有サイトでの歌唱活動以外では、個々の歌い手によって仕事内容は多岐に渡ります。デビューして楽曲のリリース、イベントへの出演、ライブツアーなど歌手としての活動を行う人や、作詞作曲、編曲、YouTuber、ボーカロイドプロデューサー(ボカロP)、声優、舞台俳優、音楽や映像クリエーターなど、声やクリエーティブの技術を活かして活躍の場を多方面に広げている人もいます。

歌唱活動

動画共有サイトに投稿する動画やライブ配信で、多くの人に歌を届けます。人気曲や自分の得意なジャンルの曲など、どの曲を歌うかの曲選びも重要です。イベントやライブなどで、インターネットを介さずに直接ファンの前で歌を歌うこともあります。知名度が上がったりデビューしたりすると、各種メディアへの出演も増え、テレビの音楽番組で歌唱する機会も出てきます。

動画制作

投稿する動画は、音源を用意して歌声を録音する作業・録音した歌とカラオケ音源を合わせる作業(MIX)・MIXを行った歌と映像を合わせる作業(エンコード)が必要です。歌に合わせる映像は、二次創作用に使用許可をされている元のミュージックビデオ(MV)を使用することもありますが、オリジナルMVを作ることもあります。オリジナルMVは、「絵師」や「動画師」と呼ばれるイラストや動画編集に特化したクリエーター達に依頼し制作する場合が多いです。

ファンとのコミュニケーション

リスナーやファンの存在は、歌い手の活動を続ける原動力の一つです。ファンからの反応を見て、歌い方や声質、個性など、歌い手としての方向性の参考にすることもあります。再生回数やコメント数、チャンネル登録者数などは人気のバロメーターとなるため、SNSやライブ配信で情報を発信したりファンと交流したりすることで、新しいファンの獲得や継続的なファンの支持を増やします。

歌い手になるには

歌い手への道のり

必要な機材を揃えて動画共有サイトに「歌ってみた」動画を投稿することで、誰でも歌い手となることができます。趣味やサイドビジネスとして続けたいのか、デビューを目指したいのか、自身がどのような歌い手になりたいかによって、必要な人脈作りやスキルアップを行うことが必要です。音楽系の専門学校や大学、スクールなどで歌唱技術や音楽理論、動画制作などを学ぶことは、歌い手としての活動の役に立ちます。

求められる知識・資質

表現力

音程や音域、リズム、テクニックなど、歌い手に歌唱力は必要ですが、上手さだけが必要ではない点は歌い手の特徴です。「歌ってみた」動画は、一つの曲をさまざまなヴォーカルで楽しむことが根底にあります。本家となる元の曲へ敬意を表しつつ、歌い手の声の持ち味、アレンジ、独自の解釈がどのように加わっているか、その表現力が期待されます。

制作ソフトの知識や技術

録音した歌とカラオケ音源を合わせる作業(MIX)や、MIXを行った歌と映像を合わせる作業(エンコード)などの編集は、それぞれ「MIX師」「エンコ師」「動画師」などと呼ばれるクリエーターに依頼することも可能ですが、音楽ソフトや編集ソフトについて知識や技術を持っておくと、より自分の理想とするクオリティの動画を作ることができます。

継続力

動画共有サイトにいる多くの歌い手の中から認知され、多くの人に自分の歌を聞いてもらうには、相当の努力や工夫が必要です。知名度がない場合は検索でヒットしやすい人気曲を歌うことから始め、定期的な動画投稿、SNSでの宣伝、他の歌い手やクリエーターとの交流やコラボ、話題作りなど、コツコツと長期的に継続することが求められます。歌のクオリティを保つために、歌のトレーニングなどを自主的に続けることも欠かせません。

必要な資格・試験情報

歌い手になるために必要な資格や試験はありません。二次創作として著作権など注意すべきことは気をつけ、歌唱を通した自己表現を楽しむことが大切です。再生回数を増やして人気の歌い手やデビューを目指すには、歌の表現を磨き人脈を作り、自分の作品が多くの人に届くように地道に計画的な活動を行いましょう。人気の歌い手の活動も参考になります。歌い手は活動の自由度が高いからこそ、自己責任の範囲も広いですが、個性を活かして他の人が成し得ていない道を切り拓いていくことができます。