AIアシスト作曲ツール Flow Machines
みなさんはAIを使った作曲について
どのようにお考えですか?
中には「味気ない」「所詮AIでしょ!」
などなど肯定的でないお考えの方もいらっしゃるでしょう。
確かに自分の芸術的(アート)な作品としての楽曲であれば
AIを使い制作することは僕も難色を示してしまいますが
そうでない音楽(BGMなど)であれば僕自身は
こんなに便利なものはないと考えています。
その中でもSony CSLが開発しリリースしている
Flow Machines
というAIアシスト作曲ツールは
使い方次第では「自分が思いつかない」「ネタに困った」
など困ったときに便利にサポートしてくれます。
詳しいことはWeb Siteで確認していただきたいのですが
様々なジャンルに分かれた「スタイルパレット」という
機能に基づいて4小節・8小節のメロディーを提案してくれます。
(使い方次第ではBassラインやストリングスアレンジにも使えます)
ただここで注意して欲しいのが
AIが全ての作曲やパーフェクトなメロディーを提案するわけではないので自分自身で
AIが生み出すメロディーの良し悪し
・どのように使う?
・どの部分で使う?
を判断しないといけないということです。
そういう意味では
AIを作曲に上手く扱うためには
自分自身が音楽を深く知っておく・学習しておく必要があります。
この部分は初めてAIを使い作曲する方は
十分に理解して欲しいとこでもあります。
FSMではそんなAIアシスト作曲ツールFlow Machinesを使った。
プロジェクトを昨年の9月から行っており
昨年度はリリース前からFlow Machinesを触らせていただき
自由な楽曲制作を行うというものを行いました。
今年も2つのプロジェクトを行い
1つはまだ発表できないのですが
もう1つは「スタイルパレット」のデータを制作する
というもので先週の11月18日にリリースされHPにも掲載されました。
そして11/22.23に幕張メッセで行われた
JIKEI COM Game & e-Sports SHOW
というイベントでも展示・プレゼンテーション
させていただきました。
AIによる作曲が一般に広く使われることは
まだまだ先かもしれませんが
AI=バンドメンバー・アシスタントをしてくれる存在
そんな気持ちで
是非みなさんもぜひお試しください。
教務部 西本