企業プロジェクトを通じて
FSMで作曲を学ぶコースの学生さんは
毎月1〜2案件程度いただく
企業様からの楽曲制作依頼に
取り組みながら勉強していきます。
依頼される楽曲はジャンルも様々で
毎回、悪戦苦闘しながらの作業になりますが
この制作を通じて
◆クライアントの意向を汲み取り、作品に落とし込むことや締め切りを守る事の大切さ。
◆制作は個人制作だけでなくチームで行うコライト(Co-Write)という現在の主流な制作方法を取り入れることにより、チーム内で自分がどのような関わり方をするのか?リーダーシップを発揮する大切さ。
◆世の中に出ていく作品(商品)となるため、プロと同じ作品クオリティーが求められる、それを現役プロの講師陣がバックアップすることで、本当に必要な学ぶべき「知識・技術」を体感することができる。
などなど本当に多くのことを学ぶことができます。
中には「人前で歌うことが苦手」という
作家の学生さんも、次第に歌うことに慣れてきたり
歌詞を書くことが苦手だったのに
「歌詞を書くことに慣れてきたり」
と良いことばかりのような、この授業も
その裏側では…
「自信を持って作った作品が採用されなく、悔しい思いをすることがあります」
しかし!ただただ、自分勝手に曲創りをするよりも
遥かに得るものが大きのです。
世の中には「自分らしく好きなことを自由にして良いよ!」
というような声もありますが
個人的にはそれには「?」がついてしまいます。
「社会が個人に合わすのではなく、個人が社会に合わせる」
(もちろん社会が個人に合わせる側面は必要です)
これがまず前提にあり
その中で「自分らしくいること」「自由でいること」
が大切だと感じます。
FSMで行う
企業プロジェクトは決して楽なもの・楽しいだけのものではありませんが
夢を叶えるため、世の中で必要とされ活躍するために
必要なものを提供してくれる大切な授業なのです。
教務部 西本