『旬』
~魚介類や野菜・果物などの食材の美味しい時期~を表す日本特有の語彙
はっきりとした四季があるからこそ 日常で使われる語彙かもしれないですね。
この『旬』をさらに細かく分ける言葉があります。
それが「走り」「盛り」「名残」です。
「走り」はその食材の出始めの時期で 初物として競り(市場)で驚くような値段で取引されます。 ※今年も完熟マンゴーが2玉50万円の値がついてニュースになりました
「盛り」は食べ頃となる時期で お店にもたくさん出回って手に入りやすくなり値段も安定してきます。 ※ザルに山盛りで陳列されています
そして「名残」は終わりを迎える時期で その食材を惜しみつつも来年の「走り」を期待します。 ※ワゴンで売り場の片隅に追いやられています
勿論 どの時期の食材にも優劣は無く 『初物は縁起が良いので走りが粋』とか
『コクや深みが増すので名残が一番』と其々なのですが
売る側の都合で扱いが変わります。魚介類や野菜・果物に大変失礼ですよね。
食欲の秋 皆さんは『旬』を何か召し上がりましたか?
また『旬』には他にも~物事を行うのに最も適した時期~という意味もあります。
キャリアセンターの私が その意味で使用するのであれば 今正しく内定の『旬』です。
「走り」や「盛り」ではなく「名残」かもしれないですが…。
「名残」と言っても 繰り返しますが 優劣はないです。
もともと10月1日解禁の求人や 2次募集スタートの求人がまだまだありますし 通年採用の求人もあります。
気候も良くなり応募や選考試験に集中できる時期です。
内定の『旬』です。結果出して行きましょう。応援しています。
本日も戯言にお付合いいただきありがとうございました。